高学年の子供達へ

コーチ陣の皆様、毎週寒い中朝早くからご指導ありがとうございます。

リトルのみんなでやるサッカーもあと少しです。
中学へ行ったらサッカーを習う機会がなくなるこもいることでしょう。
六年生になったら、受験準備等であまり来られなくなる子もいるでしょう。

そうなる前に一試合でも多くみんなで勝ったり、負けたりして泣ける(思い出に残る)ような試合を経験してください。
サッカーを『やったことがある』ではなく『やっていた』選手になって下さい。
なぜ負けたのか、どこが良くて勝てたのか自分のプレーをもう一度イメージして下さい。
分からない事や出来ない事はコーチにどんどん聞いて下さい。
君達は習いに来ているのだから。
頭でイメージをし体で覚える、その繰り返しです。

自信のある子はみんなを引っ張っていって下さい。
自信のない子は『頑張って』声を出してください(自信がないから声が出ないのだと思いますが…)

来たボールを適当にける、そこにたまたま味方が居た。
いきなりボールが来たから、また適当にけった。
そんなプレーではけっしてゴール前までつながりません。

もしボールが来たらどうしよう(ドリブル?パス?(誰に?どこに?)少しキープしてみる?)
ボールが来る前に色々考えてみて下さい。
ボールを持った選手の気持ちになって自分なりに『動いて』みて下さい。
ここなら相手もいないしパスもしやすそうだな~って見えてきますよ。
それが空いた所(スペース)に行く動きやパスへと自然につながってくるのではないでしょうか?

近くの選手はボールを持った選手にそのフリーの選手を教えてあげて下さい。
名前でも、『右!』でも『左!』でも何でもいいですから。
そうやってボールを持たない時は参加してみて下さい。

その『声を出すこと』がミスを防ぐ、ボールを持たない時の君のプレーになるんじゃないでしょうか?

やってできないことは反省し練習をすればいいだけ。
何もやらないから注意されるんじゃないかな。

『試合に出られることが当たり前』と思わないで下さい。
けれど今は楽しんでサッカーをして下さい。
試合に出られることを喜んで下さい。

リトルはみんなが主役のチームです。
毎試合みんなにチャンス(見せ場)があたえられるチームです。
大事にしてください。
君達はうまくなる可能性がいっぱいです。頑張ってください。
君達のプレーでコーチや親をいっぱいドキドキワクワク感激させてください。そう願っています。

読んでいただけた御父兄の方へ
うまくこの事が子供達に伝えられたらと思います。

by 貴彦父