すずきせいやです。
どっかのHPの引用です。
みなさんどう思われるか???ですが載せてみました。
あいさつや、練習・試合中に大きな声がもっともっと飛び交って欲しいなと。m(_ _)m
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声を出すとどうなるか知ってるか?
キツいときもがんばれるんだ
気持ちが折れないんだ
楽しくなってくるんだ
そしてチームの気持ちがひとつになるんだ
まず手始めに日本一(板橋一?)声を出すチームになろうや・・・byリアル、長野みつる

スポーツにおける声出しの重要性

選手の皆さんは、監督やコーチといった指導者から、練習中や試合中に「声を出せ!」と注意されることが多くあると思います。また言われたその場は声を出せても、それが続かないということも感じているはずです。
そこで皆さんは下記のようなことを考えたことがあるでしょうか。

「なぜ声を出す必要があるんだろう・・・???」
「声を出せばうまくなれるのかな・・・???」
「声を出すのってそんなに大事なことなのかな・・・???」

逆にこんなことも感じている子もいるはずです。

「声が出ていると、すごく盛り上がる!!!」
「元気が出る!!!」
「もっと頑張れそうな気がする!!!」

指導者として、子供達が(口には出さないまでも)感じていると思われるこうした疑問に答えていくことも重要かと思います。
怒られることで「やらされている感」を持ったままだと、いつまでたっても
”自分から”声を出すことにならないからです。

指導者はこれまで自分自身がプレーヤーとしてスポーツをしてきた経験から、
声を出す重要性を経験的・体験的に知っています。でもあくまでも個人的な”経験”ですから、それをちゃんと子供らに伝えるのは難しい面もあります。なぜなら、感じ方には個人差があるからです。

そこで、今回はそうした経験値から得たものにちゃんと根拠を与え、選手の皆がそれを理解してくれることを目的にコーチなりにまとめてみたいと思います。もちろん保護者の方々にもちゃんと理解いただくことによって、ただ単に子供たちの消極性を怒られているのではないことを知っていただきたいと思います。

結論から言うと、「スポーツにおいて声を出すことによる効果は非常に大きい」ということです。大きいどころか、声を出さないプレーヤーが上達することはない、といってもいいほどです。これには、スポーツ心理学や運動生理学から見た「科学的効果」、「精神的効果」に加え、「実質的効果」までの根拠があるのです。

『科学的効果』
・大きな声(特にシャウト)を出すことで、神経系における運動制御の抑制レベルをはずし、 筋肉の限界値まで力を発揮させる効果、つまり声を出すことによって自分のパフォーマンスを最大限に近づける効果が期待できる(声はもう1つの筋肉、と言われています)
・声を出すことによって、一時的に呼吸が深くなり断続的な深呼吸をしているのと同じ状態になる、つまり心肺機能を高め、集中力、ネバリ、持続力が向上する

『精神的効果』
・やる気、気合い、意気込みを高める
・励まし効果(自分、仲間)
・セルフトークによる自己暗示効果→自分自身に声をかけることで、”勇気づける”、”精神的なゆとりを与える”、”理想的なパフォーマンスを実現させる”などプラスの効果が期待できる

『実質的効果』
・チームプレーにおける意思疎通(リズム・タイミング)
・危険防止(存在認知、接触の回避)
・声を出すことによって、自分たち独自の空間(空気)を創り上げる(一体感)

いかがですか。「声」ってすごいなーと思いませんか。
コーチ自身も色々調べてみて分かったことや考え方が整理できたことが多くあります。
難しい言葉が数多くあるので、分かりやすくまとめると、

「声を出す」ことで:
●瞬発力・持久力の両方を鍛えることができる(体力面)
●自分をコントロールすることができる(精神面)
●より効果的な練習・試合ができるようになる(実質面)

サッカーに限らず、あらゆるスポーツにとってどれをとっても重要な項目ばかりです。
改めて言うまでもなく、『脳と体はつながっている』、のです。
これが理解できれば、「自分から声を出し続ける」ことに疑問を持つことはなくなるでしょうし、上達がグッと早くなること間違いなし!です。